「美味しくなる、健康になる食の色彩術⑤」
「食べ物の色が強ければ、それだけ体に良い」
色々な色の食べ物を取り上げて、その効能を説いてきました。
まとめると、体が食べ物の色彩を欲しがって、その食べ物を摂取するといえます。
また、食べ物の色が強ければ、それだけ体に良いという事です。また、野菜なり本来の熱した色こそが最も体に良い色という事もいえます。
栄養学的には、それだけビタミンやミネラルが豊かになるわけですし、色彩からいっても強い色はそれだけ色の栄養が凝縮されているわけです。
例えば、アスパラガスは自然の濃い緑が良いのであって、土をかけて白くしたホワイト・アスパラガスは栄養価が低くなり、色彩の効果も低くなるのです。
それから、鮮度の良い野菜や果物はみずみずしいわけですが、これは生命力のある水分を豊富に含んでいます。
東洋たは、根菜1に対して野菜3の割合で摂取しなさいという教えがあります。