「美味しくなる、健康になる食の色彩術⑥」🍎🍋🍓🌽
☆「赤は血を浄化し、精力を注入する」
赤といえば、私たちの血と同じ色です。だから、血のめぐりを良くすると共に、血液を浄化する働きがあります。
赤は生命力の象徴といえます。生命力、エネルギー、そして精力を注入する色です。
赤の食品というとラディッシュ、サクランボ、イチゴ、トマト、トウガラシ、レバー、赤ワイン、スイカ等です。赤い食べ物には、鉄分が多く含まれているという特徴があります。
トウガラシが一番はっきりと分かりますが、神経を刺激します。また、肝臓にも働いて元気にしてくれます。さらに、視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚の五感を刺激しますから、だるいとか、無気力などの症状に効果的です。
☆「黄色は体の酸のバランスを正常にする」
黄色の代表といえば、あの色鮮やかなレモンでしょう。その他に、麦、トウモロコシ等黄色い穀物、バナナ、パイナップル、グレープフルーツ、卵黄、それから黄色い皮の果物や野菜類です。
黄色といっても、レモンや薬用植物は、体の酸のバランスを正常にしますし、バナナやウコン、ひまし油は胃腸の働きをよくします。
黄色は、便秘でお悩みの女性にはいいでしょう。ガスでお腹がはる人にもいいようです。リンパ液や血液を浄化し、活性化して、腫れ物にも効果があります。
肝臓から分泌される胆汁を作ります。膵臓を刺激して糖尿病にも効きます。「黄色は特に神経に有効であり、腎臓にもよい刺激がある」という研究者もいます。