ポンペイアンレッドのお話

紀元前4世紀以来繁栄を誇っていた古代都市ポンペイは、紀元79年、ヴェスヴィアス火山の大噴火によって埋没してしまった。18世紀以降の発掘調査によって、当時の都市遺構がしだいに明らかになり、それが近代人の好奇心を大いにそそった。

イギリスの作家リットン王の「ポンペイ最後の日」という小説が大評判になったのは、1834年のこと。

古代貴族の邸宅跡から、有名な「秘戯の間」をはじめ、色鮮やかな赤い色を惜しげもなく使った壁画が発掘され、それらの大胆な表現が人々を驚かした。

この色名が登場したのは1882年の事で、メトロポリタン美術館に復元されたフレスコ画の赤からとられている。もちろん色は当時のままではないが、その中の鮮明な部分の色からとったそうだ。

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