外科医の手術着は何故グリーン?

まずは、1つの簡単な実験をしてみてください。

白い紙を2枚用意してその1枚に赤で丸を書き塗りつぶし、もう一枚は白のままで良いです。そしてこの赤い丸を30秒から1分くらい見つめてください。その後、直ぐにもう1枚の白い紙を見つめて、、、。

何か見えてきませんか?白いはずの紙の上に、、、。ちゃんと実験出来た方なら、先に見た赤い丸と同じ形の青緑の丸がボンヤリと見えてきたはず。(ミントグリーンや水色と言う方もいます)。このボンヤリと見えて来たものを補色残像といいます。

この補色残像を発見したのはアメリカの外科医だと言われており、手術中に血を見て、そのあと手術室の白い壁や白衣を見ると、青緑の残像が見えて目がチカチカして疲れ、手術に失敗があっては大変。という事で、手術着は白からグリーンになったのです。

テレビドラマの手術のシーンで、どうしてみんなグリーンなんだろうと思いませんでしたか?

私はカラー教室の1回目の授業の時にこの実験をして、皆さまから「え〜!」と驚きの声を頂いています(笑)。

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