中秋の名月と月の色

日本では女神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が太陽であり、その弟である月読尊(つくよみみこと)が月の神です。

稲は太陽の光を受けて生成する植物の象徴であり、ススキは同じイネ科でありながら実がなく、太陽と月の光の育成力の違いを象徴する植物ともいえます。

またススキは月読尊の剣が変換されたもので、その鋭さから邪気を払うともいわれています。

古代より月は、日ごと形を変えながらもとに戻ることから「不死」を連想させました。

白玉団子は、月そのものの形を模したものであると同時に、月の潮汐作用の霊力をはらみ天女の持ち物とされる「真珠」を象徴します。

里芋の子芋「キヌカツギ」は平安時代に高貴な女性が被った「衣被」(きぬかつぎ)が訛ったものです。

「不死伝説と月の色」

月と天女または高貴な女性といえば、日本最古の物語で仮名文字の祖とされる「竹取物語」(作者不詳)の「かぐや姫」でしょうか。

姫は月の満ち欠けの如き早さで、まばゆいばかりに美しく成長します。

5人の貴公子から求婚されますが、難題を課して退け、帝のお召しにも応じませんでした。

そのお詫びに帝へ不死の薬を献上し、8月の十五夜に月の都へと帰っていきます。

姫なしに永遠の命など意味がないと嘆いた帝は、月を見上げて薬壷を天に最も近い山で焼くように命じます。

その山が「ふじ(不死)の山」と呼ばれるようになったというのは、神話の国、日本らしい伝説です。

月の色は時間や場所により見え方が変わります。昼間見上げる月が白いのは、月面の茶色と反対色の空の青い光が重なっているからで、地平線近くに昇る月は夕日と同じ原理で赤く見えます。

月は古今東西、不思議なことに、黄色、白、灰色、水色、オレンジ、赤、金、銀など様々な色に描かれます。

月の色は観る人の心の数だけあるのかもしれません。

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