「美味しくなる、健康になる食の色彩術⑦」
☆「緑はミネラルが豊富で体を若返らせる」
緑の食べ物は、誰でもたくさんあげる事が出来るでしょう。ホウレン草、小松菜、サラダ菜などの青菜類、グリンピース、枝豆、キャベツ、パセリ、きゅうりなど、、。
どれもミネラルもビタミンも豊富です。これらは豆類を除き、生で食べても、煮て食べても良いものです。
私たちは、どんな色よりも「緑」を必要としています。それは、緑が全ての色の中で一番休息を与えてくれるからです。黄緑系は、体を再生させ若々しさを引き出します。青緑系は、発熱や炎症を鎮めますし、ストレスを和らげる色です。緑は濃すぎなければ、安息に効果的です。緑が目の疲労を癒すことは誰でも知っているでしょう。苦痛と緊張をほぐす食べ物ともいえます。
☆「青も神経を落ち着かせる」
青の食べ物は少ない。葡萄、ブループラムくらいではないでしょうか?水は「青」になります。水は青色(短波長)だけを透過するので、青とみなされるのです。空の青、海の青というわけですね。
朝、コップ一杯の水を飲むとお通じに良い、、という健康法もあるようですが、これは「青」を飲んでいるという観点でも捉えられるのです。青は神経を落ち着かせる色といわれます。
興奮した時、人前であがった時、コップ一杯の水を飲むと心が鎮まるという経験は、どなたも持っているでしょう。
青は赤の対抗色ですから、冷たいイメージでしょう。例えば、発熱を抑えますし、脈拍を鎮まる働きをします。