ガーターブルー Garter Blue💙💙
「ガーターブルーのお話」💙💙
ガーターは靴下どめのこと。このブルーの名前には一つの伝説が伝わっている。それは1348年頃のイギリスの話で、ある日の宮殿舞踏会での出来事。
時の国王エドワード3世をパートナーとして踊っていたさる伯爵夫人が、踊りの最中に左脚のガーターを落とし、見失ってしまった。それを見て笑った者がいたので、王はそれをたしなめた。
そのガーターを王自身が見つけたので、騎士道精神を称えるためにナイト爵位の最高勲章を創設することを思いついたというのである。
この勲章は紺青色の帯に、フランス語で「悪を思う者は悪である」と金色で縫い取りをして、王が見つけたガーターにならい左脚につけることとされていた。
これが、最高の栄誉を象徴するガーター勲章の起源である。色名は300年以上あとの1669年に出来た。