フューシャピンクのお話💖💖💖

16世紀ドイツ人のレオンハルト・フックスという植物学者に由来するフューシャ(フクシア)という熱帯アメリカ原産アカバナ科フューシャ属の低木の花の色からとられたとされるフューシャピンクという色名がある。

フューシャという色名は1892年に登場したとされているので、これも1859年に発見されたアニリン染料のフクシンに関係があるのかもしれない。フランス、リヨンの実業家ルナール専属の化学者ベルカンが、この年に赤紫色の化学染料を発見した。

ルナールはフランス語で狐の意味だが狐のドイツ語フックスを借りてこの染料をフクシンと名付けたとの事。赤紫の花の名前もフックスにちなむフューシャ、染料名もフックスに由来するフクシン。合成化学の黎明期(れいめい)期に次々に登場した新染料ではこの種の命名の話題に事欠かない。

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