秋色の方に似合う「トパーズ」のお話🧡🧡
「トパーズ」
日本語の色名には、動物の名前を名乗るものが少ないが、鉱物、特に宝石類の色からつけられた色名もはなはだ乏しい。
古代の豪族は装身具に色々な石や貝類を愛用したようだが、その後の日本の王侯貴族は、あまり宝石などの装身具に対する執着がなく、特権的な身分の差別は、衣冠の色によってもっぱら表示されるようになってしまったからだろう。
黄玉といわれるトパーズも、昔の日本人にはあまり縁のない宝石だった。
こと色名は英語のまま借用するほかはない。英語の色名としてはかなり古く、すでに1572年から使われていたそうだ。
透明感のある硬質な感じの黄褐色に名前をつけるのに、植物からとれたものが多い日本の色名には適当なものがない。そんな時にはどうしても英語の色名のご厄介になることになる。
色って本当に素晴らしい〜❣️
全てのものに多謝💕💕